家庭学習のポイント・親の関わり方

「国語」の指導・学習法

物語文読解における背景知識を知ろう。(1) 女子特有の友情編(中学受験 国語が苦手な男子必見)

以前、以下の記事で、「国語の文章を読むには、『常識的知識(別の言い方をすると「スキーマ」、背景知識、教養)』が必要。大人と違って、人生経験・読書経験が少ない子どもは、それらがないがゆえに、読解が困難になっている場合も多い」と書きました。 ...
「社会」の指導・学習法

【中学受験 社会】入試傾向の変化に合わせた勉強法-高輪中&渋幕中を例に紹介

「社会=暗記教科」というイメージがありますが、近年の中学受験においては、「思考力」を試す問題が増えています。・・・こう書くと、情報感度の高い親御様は「既に知っていますよ」と感じられるかもしれません。 ただ、そこから一歩踏み込んで、「...
「国語」の指導・学習法

中学受験 国語のテスト直しのやり方- 同じ問題は二度と出ない中で、何を学ばせるべきか

国語という科目は、一度解いたものと同じ問題は二度と出ません。国語力を高めることとは、すなわち、「長文を、初読でどれだけ頭に入れられるか?」「一回目に問題を解くときに、どこまで解けるか?」という初見の判断力を磨くことと同一となります。 ...
中学受験「あるある」な話題について

2024年度 中学入試総括 2 - 「小学生は受験直前まで伸びる」はウソなのか?

2024年の中学入試を通して、感じたことを書く記事の第二弾です。今回は、「小学生は、入試直前まで伸びる」という一般論について語ります。この言説はよく耳にしますが、そもそもたった1ヶ月程度で伸びるのか? と疑問を持つ読者様もいるでしょう。 ...
中学受験「あるある」な話題について

2024年度 中学入試総括 1 - 中学受験はメンタルが9割。直前期は最悪を想定すべし

昨日、担当する生徒の受験が全て終わりました。2024年の中学入試を通して、感じたことを書いていきます。 まず今回、第一弾の記事では「入試に向かう際のメンタル」について語ります。生徒の個人情報保護のため、ところどころをボカして書いてい...
中学受験「あるある」な話題について

【2024年】新年のごあいさつと、受験生のいるご家庭に向けたメッセージ

新年あけましておめでとうございます。 このブログは、昨年3月に本格始動いたしました。当ブログにお越しいただきました読者様に、改めてお礼を申し上げます。 私がブログを開設するのは、約15年ぶりとなります。(ちなみに、以前に書いて...
「国語」の指導・学習法

中学受験 失敗につながる親の特徴。読む過程・ 思考過程を追えているか?

最近、インターネット上の中学受験生の親御様の発言を見ていて、「親御様が熱心に勉強を教えているつもりで、逆に、子どもをスポイルしてしまっているな」と感じることがあります。 その親御様のもとにいる子どものことを考えると、見ていられないな...
「国語」の指導・学習法

清水義範『国語入試問題必勝法』から考える、小学生に読解テクニックを教える危険性

『国語入試問題必勝法 新装版』 (講談社文庫) 清水義範 最近、上記の本を読みました。 感想サイトを見ていると、「爆笑!」「抱腹絶倒!!」みたいに書かれているんですが、中学受験の家庭教師として、小学生を指導している立場から読む...
「国語」の指導・学習法

国語 サピックス偏差値55を目指す子が身につけたい「文章全体を大きく掴む力」

サピックス偏差値55以上の私立中学校を目指している子に身に着けてほしい力として、「文章全体を大きく掴む力」があります。 「文章全体を大きく掴む力」とは何か? また、その力の身につけ方を、『第3回 合格力判定サピックスオープン(202...
「国語」の指導・学習法

中学受験 論理的な読み方を身に着ける(2)―国語の読解テクニックを解説

「国語の文章は感覚的に読むものでなく、論理的に読むものだ」「成績を上げるには、論理的に読めばいい」という通説があります。では、「論理的に読む」とは、一体どういうことなのでしょうか?  ・ 「論理的に読む」とは、...
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