「国語」の指導・学習法

机上の勉強だけでは合格できない。最近の中学受験生の「常識力」について

私が塾業界に入り、中学受験生を教えはじめてから、約10年が経過しました。指導しはじめの頃と、ここ数年の子どもたちを比較したときに変化を感じることがあります。 それは、日常生活の中で「これは経験しているだろう」ということを経験していな...
中学受験関連の書籍レビュー

本の感想『中学受験を考えたときに読む本 教育のプロフェッショナルと考える 保護者のための正しい知識とマインドセット』

矢萩邦彦 編著 『新装改訂版 中学受験を考えたときに読む本 教育のプロフェッショナルと考える 保護者のための「正しい知識とマインドセット」』のレビューを、元 大手集団塾講師、現役家庭教師の視点から書いていきます。 一言でいえば、かな...
中学受験関連の書籍レビュー

朝比奈あすか『翼の翼』-元 大手塾講師・現 家庭教師の視点からの感想

言わずと知れた、朝比奈あすか氏の中学受験小説『翼の翼』のレビューを、元 大手集団塾講師、現役家庭教師の視点から書いていきます。 今回は、大きく分けて2つの感想を書きます。一つ目は、この本の「個別エピソード」に関して。一つ一つのエピソ...
「国語」の指導・学習法

中学受験 国語 難関校への道~記述問題の抽象化のポイント~

国語の記述答案の「抽象化」は、サピックスのテスト(マンスリーテスト、組分けテスト、サピックスオープン)、また、難関校の入試問題(御三家中や駒東など)で求められます。 今回の記事では、記述問題の「抽象化」のポイントを書いてみたいと思い...
「国語」の指導・学習法

【中学受験 国語対策】問題の答えを、超簡単に一言で言ってみる(四谷大塚 小6 組分けテスト)

このブログでは繰り返し述べていることなのですが、小学生は言葉の発達が途上にある段階です。そのため、その子の語彙力、感受性、思考力など、諸々を見極めた上で、国語指導に当たる必要があります。 大学受験の現代文は、18歳という成熟した大人...
中学受験「あるある」な話題について

中学受験 個別指導・家庭教師を選ぶポイントは、「一般論を言わない人」かどうか

個別指導の先生や家庭教師を選ぶのは、難しいことです。以前にも、個別指導塾に通った/家庭教師を雇われたことがあれば、そのときの先生を軸にして、[いい先生の基準]ができると思います。ですが、お願いするのが初めてという場合は、「あれ?」と思うこ...
中学受験「あるある」な話題について

『中学受験から撤退しました!』記事から、塾講師の説明責任を考える

『中学受験から撤退しました!』 中学受験から撤退しました! | ママライフを、たのしく、かしこく。- mamaco with こんにちは、ツインズママです。以前このブログで中学受験の話も書きましたが、実は昨年秋で双子が中学受験から撤...
「国語」の指導・学習法

小5後半、サピックス国語の難易度上昇について(物語文の注意ポイント)

中学受験の国語のテストは、小5の後半(二学期以降)、急に難しくなります。特にサピックスにそれが顕著です。 算数であれば、小5夏~後半にかけて「比」「割合」「立体図形」といかにも難しそうな単元が並ぶので、ご家庭としても多少は心構えがで...
「国語」の指導・学習法

小5後半、サピックス国語の難易度上昇について(説明文・論説文の注意ポイント)

中学受験の国語のテストは、小5の後半(二学期以降)、急に難しくなります。特にサピックスにそれが顕著です。 算数であれば、小5夏~後半にかけて「比」「割合」「立体図形」といかにも難しそうな単元が並ぶので、ご家庭としても多少は心構えがで...
「国語」の指導・学習法

中学受験 「酷語」からの脱出。国語の成績はなぜ安定しないのか?

「国語の点数が、テストによって急降下するときがある」「成績のムラを無くしたい。どうすれば無くせるのか?」というお悩みをお持ちの方がいると思います。 その問いにお答えしますと、国語という教科はムラを完全になくすことは難しいです。国語が...
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