【国語】家庭教師指導をお申込みいただく前に、お読みいただきたい記事3選

「国語」の指導・学習法

こんにちは。ブログ『中学受験の解体新書』の筆者、鳥山と申します。このブログでは、家庭教師の生徒さんを募集しております。

この記事では、国語の家庭教師指導(レギュラー授業)をお申込みいただく前に、「これは読んでおいていただきたい」という記事を紹介いたします。当方の家庭教師指導を検討中の方は、必ずお読みいただきますよう、お願い申し上げます。

はじめに

実際にブログ記事の紹介をする前に、まず、お伝えさせていただきたいことがございます。

家庭教師にはご家庭やお子様との相性がございます。そのため、ブログ記事を通して、(1) 私の中学受験や国語指導についての考えを理解していただく(2) 読者様ご自身の学習に対するお考えと、私の指導方針が合っているのかを熟考していただく、この2点をお願いさせていただきたいのです。

いわば、保護者様にブログをお読みいただくことは、「体験授業前の一次審査(※ 私に対する)」であるとお考え下さい。

お読みいただきたい記事 その1

当方の「国語論」としては、この二つの記事が集大成だと思っています。

ご存知のとおり、中学受験の課題文は、大人が読む文章が出典となります。たとえば、偏差値40台の私立中学でも出題される外山滋比古氏の文章は、約20年前までは、大学受験でも頻出でした。

上記の記事では、「人として成長の途上にある/言語経験の少ない小学生が、難解な文章を読めるようになるとは、どういうことなのか?」というテーマについて、子どもの発達の過程をふまえて、周囲の大人が留意すべき点を述べています。

お読みいただきたい記事 その2

記事タイトルがキツくてすみません。Googleでの検索ヒットを狙った関係上、このような題をつけました。(今のインターネットではタイトルの付け方にコツがあり、それを外すと、いっさい人目に触れなくなってしまうのです。せっかく書いてもそれでは流石に悲しすぎるので・・・)

【中学受験 国語の成績が上がりづらいタイプとは?】というのが、本来付けたかったタイトルとなります。

記事内に、「国語の成績が伸び悩む子チェックリスト」があるのですが、そちらをご確認いただきたいです。このチェックリストに当てはまると、中学受験の国語以前の「日本語」「感受性」に課題を抱えている状態である、と考えられます。

小学生は、まだ小さな子どもです。これから成長していくのですから、現時点で、日本語や感受性に課題があったとしても、中学受験をしないのであれば、本来はどうこう言う話ではございません。

しかし、大人に近い成熟度が求められる、中学受験の国語というフィールドでは、大きな壁になってしまいます。

各課題点に対する解決策も書きました。が、いずれも、ご家族様に「今の状況はまずいぞ」と本気で思っていただかないと、なかなか継続できない事柄だとも思います。

私の指導やご家庭へのアドバイスを、「減量するためのジム」にたとえるならば、「ライザップ」です。それまでの生活習慣(言語習慣)を改善していただくことが、成績向上への道だと考えております。

「1週間に1回、このサプリを飲めば必ず痩せます」とか、「あの方法を知らないから、みなさん痩せないんですよ。その方法を特別に教えてあげます」とか、そういうことはしておりません。

チェックリストに、複数当てはまるお子様の場合、ご家庭で読書習慣をつけていただくこと、また、ご家庭での会話を意識的に変えていただくことが先決です。

それが達成されないことには、私が週1回の指導をしても、3ヶ月や半年で偏差値が上がる可能性、あるいは、「難関校」に受かるだけの力がつく可能性は低い、と考えます。

(※ ただし、首都圏模試、月例テスト(四谷大塚/育伸社)、アタックテスト(栄光ゼミナール)、帰国子女対象の試験であれば、本人の土台が弱くても、偏差値が上がる可能性はあります。要するに、テストを受ける母集団の日本語力がハイレベルか否か、という相対的な話です)

社会のように、学習範囲が決まっている科目であれば、短期間で、成績が大幅に上がることもあります。しかし、国語はいかんせん二度と同じ問題は出ません。

範囲のない日本語の語彙や一般常識を、週1回、1時間半や2時間の授業で教え切れるのか? というと、現実的ではないのはおわかりいただけると思います。

では、それらを身につけさせてあげられるのは誰なのか? という話ですね。これは、親御様もぜひ想像力を持って、真剣に考えてみていただきたい点です。

上記をお伝えしたうえでも、「読解力は、本人の発達段階に依拠するものだと理解しています」「今の国語力が厳しくても、学習を通して、必要なことを少しずつ身に着けてほしいと思っています」といったお話をいただき、指導のご要望をいただくこともございます。

大変、光栄なことです。その場合は、喜んで指導をお引き受けさせていただいております。

ただ、チェックリスト項目に複数当てはまるが、成績を上げることを急いでいらっしゃるという場合、私のレギュラー授業を受けるかどうかは、再考いただく必要があると思っております。

以上、長々と失礼しました。私の願いは、読者様のお子様に、より良い形での学習をしてもらうことでございます。

そのためにも、ブログ記事をお読みいただき、お子様にとって良い学習とは何か? 鳥山が指導者としてふさわしいのか? といったことをお考えいただけますと誠に幸いに存じます。


家庭教師の生徒さんを募集しております。(指導科目は国語・社会)
詳しくは以下の「筆者プロフィール」のページをご覧くださいませ。

https://kaitai.blog/2023/04/26/profile_2023426/

筆者メールアドレス
oosugi.genpaku@gmail.com


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